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発達障害がある人が利用できる就労支援機関4選

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大学を卒業したものの内定がなく、ヤングハローワークで活動してみたけれど上手くいかない。そんな状況のなか、医療機関で発達障害と診断された——。

  • 「自分はこれからどうすればいいんだろう?」
  • 「福祉のサービスを使えば、ちゃんと就職できるんだろうか。」

こう感じている人は意外と多いもの。

友人たちがそれぞれの場所で活躍しているのを見ながら、自分だけが取り残されているような焦りや不安を抱えている方もいるでしょう。

でも一度立ち止まって考えてみてください。発達障害があることがわかった今、あなたには”自分に合った支援を選ぶ”という新しい選択肢が生まれています。

この記事では発達障害がある人が利用できる就労支援機関の種類と、就職を目指すうえで知っておいてほしい大切なポイントをわかりやすく解説します。

目次

発達障害者が受けられる就労支援

発達障害がある人が仕事に就くための支援機関はいくつかの種類があります。

それぞれの特徴を理解することで、自分に合った選択肢を見つけやすくなります。

ここでは、

  • 就労移行支援
  • 障害者就業・生活支援センター(通称なかぽつ)
  • 障害者職業センター
  • 就労継続支援(A型・B型事業所)

これらの支援施設について解説します。

就労移行支援

就労移行支援は一般企業への就職を目指す障害者を対象とした福祉サービスです。

はる

原則として利用期間は24か月で、必要に応じて個別審査のうえ更新が認められることがあります。

利用者負担は世帯所得によって異なり、無料のこともあれば自己負担がかかることもあります。

就労移行支援事業所では就労に必要な訓練や職場探し、職場実習(インターン)などを受けられ、事業所によってはビジネスマナーやPC訓練、面接・書類対策も行われます。

就労移行支援は就職活動をプロが伴走してくれるので、1人での就活が不安な人にオススメです。

インターンでは実際に働く感覚を体験しながら、自分に向いている仕事を探せます。

インターンは発達障害がある人が「自分に合った仕事を見つけたい」「就職活動に自信がない」と感じている場合、最も利用しやすい支援のひとつです。

就労移行支援にはさまざまな特徴の事業所があります。

たとえばNeuro Diveという事業所は先端ITに特化しています。
»IT特化の就労移行支援事業所Neuro Diveの特徴を徹底解説

障害者就業・生活支援センター(通称なかぽつ)

障害者就業・生活支援センター、通称なかぽつは就職後の定着支援や仕事と生活の両面からサポートをおこなう機関です。

就労中に困ったことが起きたとき、職場への働きかけや本人へのアドバイスをしてくれます。

就職後も長く働き続けることを支援してくれる点が大きな特徴です。

すでに就職している人だけでなく、就職活動中でも相談を受けつけている場合があります。

はる

僕は現在33歳で、24歳のときからなかぽつを利用しています。

しかし常に使っていたわけではなく、就職先の相談や就職後の定着支援など、必要に応じて利用していました。

こちらの困りごとに対して親身になって対応してくれる、とても頼りになる障害者向けサービスの1つです。

地域障害者職業センター

地域障害者職業センターは各都道府県に設置され、ハローワークなどと連携して支援してくれます。

専門の障害者職業カウンセラーが相談に応じてくれるほか、職業準備支援と呼ばれるプログラムをとおして、就職に向けた基礎訓練を受けることができます。

ジョブコーチ支援という制度もあり、就職後に支援者が職場に訪問して、仕事の覚え方や職場でのコミュニケーションをサポートしてくれます。

このように職場への定着を後押しする仕組みがととのっています。

就労継続支援(A型・B型事業所)

就労継続支援は一般企業で働くのがまだ難しいと感じている方向けの就労の場です。

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A型事業所は事業所と雇用契約を結んで働くカタチで、最低賃金が保障されます。

清掃・軽作業・データ入力・カフェ運営などさまざまな業種があります。

B型事業所は雇用契約を結ばずに自分のペースで作業に参加し、工賃(賃金ではなく作業報酬)が支払われます。

工賃のため最低賃金は適用されません。

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働くことに慣れるための場として活用されることが多いです。

就労継続支援は「いきなり一般企業は不安」という人が、段階を踏んで就労経験を積む場として選ばれています。

僕も大学卒業後、A型事業所で働いていました。
学生のときにしていたアルバイトよりも断然働きやすかったです。(当時はアルバイト以外に一般就労の経験がありませんでした)

ただA型であのまま働いていても本当に一般就労につながっていたかは、正直怪しいです。

安易に公務員を狙うべきではない理由

「安定しているから公務員を目指したい」という声は、発達障害がある方からも割とあります。

気持ちはとてもわかるのですが、公務員という選択は慎重に考える必要があります。

その理由を3つ説明します。

公務員試験の難しさ

公務員試験は教養科目・専門科目・論文・面接と、対策すべき範囲が広いです。

一般職全体として常にすごく倍率が高いわけではありませんが、公務員試験は区分や自治体によって倍率に差が大きいです。

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”安定しているから”という動機だけで挑戦するには、投じる時間とエネルギーが見合わないケースが多いです。

現場での業務内容

公務員の仕事はデスクワークだけではありません。

市役所の窓口対応、電話応対、住民からのクレーム対応など、コミュニケーションが求められる場面がとても多い職種です。

定型業務は非正規の仕事になっていることが多いです。

対人場面が苦手な方にとっては、想像以上のストレスを感じることが予想できます。

定期的な異動・部署変更

多くの公務員組織では数年ごとに部署異動があります。

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発達障害がある方の多くは「環境の変化に対して強いストレスを感じやすい」という特性があります。

慣れた環境・人間関係・業務内容がガラッと変わる異動は、精神的な負担が大きくなりやすいです。

もちろん公務員に向いている発達障害の方もいますし、特性によっては活躍できる部署もあります。

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ただ、「なんとなく安定しそう」という理由だけで目指すのは危険です。

入職後に「思っていた仕事と全然違う」というミスマッチが起きるリスクが高いため、自分の発達特性と照らし合わせて判断しましょう。

就労支援サービスを使ったら本当に希望職種に就職できるのか

「就労移行支援などの就労支援サービスを使えば、希望通りの仕事に就けるの?」という疑問をもつ方は多いです。

結論から言えば、事業所選びで大きく変わります。

具体的に説明します。

事業所によって得意分野が異なる

就労移行支援事業所は全国に3000カ所以上あります。

しかしすべての事業所が同じカリキュラムを提供しているわけではありません。

事業所ごとに強みのある訓練内容、得意な就職先が異なります。

たとえばデータ入力・軽作業・清掃・調理補助などへの就職実績が豊富な事業所もあれば、IT・プログラミング・Webデザイン・クリエイティブ系に特化した事業所もあります。

「マルチタスクが苦手で、黙々と集中できる仕事がしたい」「PCを使った業務に就きたい」という希望がある場合、それを叶えやすい事業所を選ぶことが就職成功への近道です。

以下は”ITが学べる就労移行支援”の公式サイトです。
先端IT特化型就労移行支援事業所Neuro Dive

事業所選びで確認すべきポイント

事業所を選ぶ際には以下の4点を事前に確認しておくことをオススメします。

就職実績の職種・業界:どんな仕事に就いた人が多いか
カリキュラムの内容:PCスキル・ビジネスマナー・実習内容など
職場定着率:就職後6ヶ月・1年後に働き続けている人の割合
スタッフの専門性:発達障害の支援経験があるスタッフがいるか

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見学や体験利用は2ヶ所以上の事業所で行うことをオススメします。

雰囲気や支援内容が自分に合っているかは、実際に足を運んでみて初めてわかることが多いからです。

IT系・パソコン業務に強い事業所の例

「PCを使った業務がしたい」「人と関わりが少ない仕事がいい」という方には、IT系・クリエイティブ系に特化した事業所が選択肢になります。

たとえばNeuro Dive(ニューロダイブ)という事業所は、データサイエンスやAI・IT分野に特化した就労移行支援事業所で、理系・IT寄りのスキルを身につけながら就職を目指せます。

ほかにもKaien(カイエン)は発達障害などの特性のある人向けの支援が強みです。IT系から事務系まで幅広い支援をおこなっています。発達障害の特性に深く理解のあるスタッフが在籍しています。

そのほかにも、就労移行ITスクールなど、IT・テクノロジー系の就職に強い事業所が全国に存在します。

希望職種が明確にある場合ほど、「その職種への就職実績がある事業所」を選ぶことがとても大切です。

焦って最初に見つけた事業所に決めてしまうのではなく、複数の事業所を比較検討したうえで選んでください。

僕も以前利用した移行支援の事業所は1ヶ所しか見学せずに利用したため、結局就職できずに失敗してしまいました。

まとめ

あなたに発達障害があることがわかったのは、ある意味では「自分に合った支援にアクセスできるスタートライン」に立ったということです。

就労移行支援就業・生活支援センター障害者職業センターA型事業所など、あなたを支える仕組みは整っています。

公務員という選択肢も否定するわけではありませんが、「安定しているから」という理由だけで目指すのではなく、自分の特性と仕事内容をしっかり照らし合わせることが大切です。

希望に近い仕事に就くためには、就労移行支援の事業所選びを慎重に行うこと。
いくつかの事業所を見学し、就職実績やカリキュラムを確認した上で自分に合った事業所を選んでください。

少しずつでいいので、あなたのペースで前に進んでいきましょう。
僕も移行支援の利用に向けて現在、手続き中です。お互い頑張りましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

はる
ブロガー/webライター

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